二酸化炭素濃度を計測できるGRUS(グルス) GRS106-CO2Rでは、NDIRという方式を利用したCO2濃度計測センサーを採用しております。NDIRとは、Non Dispersive InfraRed(非分散型赤外)の略で、赤外線がガス(本製品の場合は二酸化炭素)を通過した際のガスによる吸収度合い計測する方式です。本製品のNDIRは、CO2が持つ特有の吸収波長領域を利用しています。
持ち運びに便利なリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、最大充電時から約7時間ご使用いただけます。USB電源に接続した状態での連続使用も可能です。また、製品には長さ1メートルのUSB電源コードが付属いたします。
液晶画面の一部には、視認性の良いカラー液晶を採用。色別に二酸化炭素の濃度の変化を捉えることができます。画面下部には補足情報として温度と湿度も表示されます。
また、設置した空間にいる方々に、場の密度を共有するといった用途でもご使用いただけます。視認性の良さに加え、本体は横90mm、高さ70mm、奥行き30mmと程よいサイズ感。程々のコンパクトさを保ちながらも、しっかりと計測状況を共有し、モニタリングすることが可能です。
本製品は、品質基準をより高く保つための国内全品検査対象製品です。検品は経済産業省特定計量器製造事業者によって実施されています。
厚生労働省では、商業施設等での換気方法について、窓の開放による方法と機械換気による方法を推奨しています。その中の参考情報として、二酸化炭素濃度測定器を使用し室内の二酸化炭素濃度を確認することも有効としています。
冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
皆さんは、人が集まる会議室や飲食店などの屋内空間において、人口密度が気になったことはありませんか。生活が少しずつ元に戻っている一方で、未だ可能な限り密を避けて感染防止対策をする必要があります。是非、本製品をご活用いただいて安全な空間作りを目指してみてください。
本製品を末長くご活用いただきより正確に測定を行うためには、定期的な校正が必要です。当社では年に1回程度の校正をおすすめいたします。
料金:7500円(税抜)
校正は日本国内のメーカーが担当いたします。校正をご希望の場合は取扱説明書に記載の当社アフターサービス窓口までご相談ください。